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アニキのジャケパン、求む。
-Men's Fashion Contest supported by FOLT-
グランプリが決定しました
このたび、公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)開館30周年記念事業「BISHU RUNWAY メンズ・ファッション・コンテスト」につきまして、最終審査を実施しましたので、その結果をお知らせします。
最終審査
■日時 平成25年11月3日(日)午後 ■場所 三井アウトレットパークジャズドリーム長島 サザンベルスクエア・ステージ ■内容 「大人の”ちょいはみ”休日ジャケパンスタイル」をテーマに募集したデザイン画408点の内、一次審査通過作品7点について、学生自身が尾州産地の生地を使用し衣装を製作し、最終審査会場においてファッションショー形式で発表しました。審査員5名が再現性や全体のコーディネート力などをポイントに審査、一般投票の結果を踏まえて、グランプリ以下を決定しました。 >>生地選定、最終審査案内 >>一次審査結果 >>作品募集 ファッションショーでは、審査対象作品を纏った30代後半から40代の“コヤジ世代”の男性モデル7名に、同じく尾州産地の生地を使用したオリジナル衣装を纏った女性モデルが華を添えました。 審査対象作品と同様の製品を作成し、会場内に設けた試着コーナーで、一般来場者に尾州産地の生地の風合や着心地を直接体験してもらいました。 ■生地選定協力企業等 オパレックス㈱、宮田毛織工業㈱、㈱イチテキ、中外国島㈱、中伝毛織㈱、日本毛織物等工業組合連合会、尾西毛織工業組合、尾北毛織工業組合、津島毛織工業組合、岐阜県毛織工業組合 ■その他 「尾州プレミアムコレクション」と称し、10月に東京で開催した尾州産地の生地の展示商談会「Bishu Material Exhibition」内で展示した16体の衣装のファッションショーを行いました。 ■審査員長、審査員 審査員長 市野 雄典(㈱NAS代表取締役) 審査員 渡邉 一弘(尾西毛織工業組合理事、渡玉毛織㈱代表取締役社長) 金森 康浩(FOLT編集長) 高橋 里恵(NAGOYA GIRL編集部) 浅井 健次((公財)一宮地場産業ファッションデザインセンター) |
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最終審査結果、講評等
グランプリ(賞金10万円) <+α(プラスアルファ)> 名古屋モード学園 ファッションデザイン学科 徳田 有香 (男性モデル:PLUS a オーナー 高瀬達也氏) (素材提供メーカー:㈱イチテキ、長大㈱) |
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○企画意図 クラシックゴージャスにまとめたジャケパンスタイル。ところどころにウールデニムを使うことでカジュアルダウンするなど「+α」のオシャレを加えたワンランク上のコーディネートを提案。 |
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○審査講評(市野 雄典) ベスト、パンツのデニムにゴールドの箔プリントの使い方が良かった。そのデニムとウールジャケットのコンビネーションが素晴らしかった。 |
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○受賞者コメント(徳田 有香) 本当にうれしい。今回は珍しいメンズのコンテストだったので心配していた。コンセプトはウールデニムにしたのが良かった。製作を通じて、尾州の生地は柔らかく、心地よく、とても縫製しやすかった。クラスメートのサポートにも感謝したい。 尾州は生地のバリエーションが豊富で、面白い素材も多い。今後は就職して、更には将来的には海外も視野に入れている。 |
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準グランプリ(賞金3万円) <NATURAL> 名古屋モード学園 ファッション技術学科 奥村 有希 (男性モデル:ナゴヤヘルパー 代表取締役 元恭幸氏) (素材提供メーカー:中伝毛織㈱、宮田毛織工業㈱) |
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○企画意図 休日だからこそ、着心地のいい服でリラックスしたい。そんな思いから、上質でやわらかいニット素材を使って、自然体でいられるジャケットを製作しました。 |
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○審査講評(渡邉 一弘) とても尾州の生地、リアルクローズを勉強している印象を受けた。これからも尾州の生地を使用して、世界にアピールしてもらいたい。 |
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審査員特別賞(賞金1万円) <コーヒーを片手に> 名古屋学芸大学 メディア造形学部 山田 佳緒利 (男性モデル:神谷デザイン事務所 代表取締役 神谷利徳氏) (素材提供メーカー:㈱イチテキ、中伝毛織㈱、中隆毛織㈱) |
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○企画意図 映画のオシャレなワンシーンに似合うようなジャケットをデザインしました。映画のヒーローをイメージしたため、ジャケットのカラーを赤にし、いつでも映画の主人公の様な魅力的な人になって欲しいという思いで製作しました。ポイントはフロント部分です。あえて異なる色に切り替えてジャケットに存在感を出させました。 |
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○審査講評(金森 康浩) マーケットで評価される作品。ストールのアレンジがセンスを感じる。名古屋のファッションは地味目な印象があるが、こうしたジャケパンスタイルのダンディな男性が街中に増えていくことを期待したい。 |
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その他の作品 | ||
<あそびごころ> 愛知文化服装専門学校 アパレル技術専攻科 杉浦 千晶 (男性モデル:ケングロッソインターナショナル 代表取締役 大野健太氏) (素材提供メーカー:宮田毛織工業㈱、中隆毛織㈱、㈱イチテキ) |
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○企画意図 ランダムな水玉模様は丁寧に柄を合わせました。かわいらしいデザインも落ち着いた色彩でまとめることで、合わせやすく仕上がっています。 |
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<レトロレイヤードストリートスタイル> 愛知文化服装専門学校 デザイン専攻科 寺西 健太 (男性モデル:DDR 代表取締役 安藤竜二氏) (素材提供メーカー:㈱イチテキ、葛利毛織工業㈱、長大㈱ ) |
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○企画意図 レトロはおじさんを意味する。若者ばかりが目立つストリートファッションシーンに「ミスター」の枠組みを設けて盛り上げたい。ストリートは子どもっぽくてという考えに対抗するおじさんをイメージしたクリエーション。 |
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<another world> 名古屋モード学園 ファッションデザイン学科 中村 美里 (男性モデル:オー・デリス・ドゥ・シバタ CEO 柴田武氏) (素材提供メーカー:㈱イチテキ、中外国島㈱) |
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○企画意図 異世界へ吸い込まれるような波打つモアレ柄を尾州産地のウールにニードルパンチで表現。グラフィカルな柄を主役にしたコーディネートです。 |
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<毛織ニット> 名古屋モード学園 ファッションデザイン学科 加藤 大樹 (男性モデル:ミッドグローブ 代表取締役 アンドレア・プラトロンゴ氏) (素材提供メーカー:オパレックス㈱ 、宮田毛織工業㈱、中伝毛織㈱、中外国島㈱ ) |
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○企画意図 ニットの編目の柄をプリントすることで、今まで交わることのなかったジャケットとローゲージニットの融合を模索しました。どこか親しみと愛嬌のあるちょいはみスタイルを提案します。 |
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◎審査員長総評(市野 雄典) ご覧いただいた多くの来場者の皆様に感謝します。また、この企画に賛同しご出演いただいた男性モデルの方々、応募された学生デザイナーをはじめ多くの関係者の皆様ありがとうございます。 出来上がった作品どれもが非常にレベルが高かった。学生の独創性やコーディネート力に加え、尾州の生地を使用したことで、一層素晴らしいステージとなった。 |
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今後の予定
■グランプリ作品以下7点から一部商品化を予定しています。商品化された場合は後日発表します。 ■一次審査通過作品7点、レディス衣装7点いずれも、来年2月12日から14日に開催する総合展「THE 尾州」内で展示します。 |
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最終審査の様子
審査員のみなさん | 各作品の発表では、尾州生地で製作されたレディス衣装が華を添えた | ||||
グランプリを受賞した徳田有香さん(中央) | コンテスト作品7点の男性モデルは 名古屋を中心に多方面で活躍する方々 |
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尾州プレミアムコレクション16点にも多くの視線が注がれた | |||||