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飛島村
~小さくてもキラリと光る村 とびしま~
飛島村は、愛知県の西南部、海部郡の南東に位置し、東は日光川を境とし、蟹江町・名古屋市港区に、西は筏川を境とし、北は弥富市に隣接し、南は伊勢湾の最北部に面しています。飛島村は、その面積のほとんどが開墾された土地で、1693年に大宝新田、1801年に飛島新田、1879年に政成新田が開拓されました。その後、1889年に飛島、服岡、政成の合併によって海西郡飛島村が成立し、さらに1906年には、大宝、八島、重宝を合併して純農村地帯として発展を続けました。1971年に名古屋港西部臨海地帯の西2区・4区が本村に編入されたことで現在の村域が形成され、現在の飛島村は北部に緑豊かな田園地帯が広がり、南部の臨海区域は中部地方の物流の拠点を担うという二つの側面を持ち合わせています。
北部の農村地帯では、水稲・麦・露地野菜・温室野菜・花卉等の栽培が盛んです。主な生産物はコシヒカリ、ねぎ、ほうれんそう等で、規制緩和など農業を取り巻く環境が日増しに厳しくなっていく中、近年の「食」に対する安全安心志向の高まりを受けて、その重要性は大きなものとなっています。そのため農産物の品質向上、ブランド化により付加価値の高い農業を目指し、経営支援施策等を用いて農業資源の活用を積極的に推進しています。
一方の南部の臨海工業地帯では、平成16年、名古屋港は「ものづくり中部」に直結するコンテナ港湾としてスーパー中枢港湾に指定されました。平成17年大型コンテナ船に対応したマイナス16メートル大水深の「飛島ふ頭南側第1バース」が竣工し、平成20年にはわが国で初めて自働化荷役システムを導入した第2バースが供用開始しました。他にも、木材関連事業所、鉄鋼関連事業所、火力発電所などが並び名古屋港の物流の重要な地域となっています。
<北部で盛んな農村地帯> |
<物流拠点・名古屋港のコンテナ船> |
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