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大治町
~笑顔あふれ みんなで育む 元気なまち おおはる~
大治町は、濃尾平野の南西部に位置し、南北に流れる一級河川の庄内川、新川と二級河川の福田川の間にあり、東西2.4キロメートル南北3キロメートルのほぼ正方形で、面積は6.59平方キロメートルです。周辺は名古屋市中村区、中川区、あま市に囲まれ、名古屋駅まで約5キロメートル、公共交通機関で20分という立地条件にあり、名古屋市のベッドタウンとして密接な関係にあります。
本町の歴史は古く、律令制の成立頃には中島郷(大字中島)に属し、平安時代以降には富田荘・松葉荘(大字西條)に属していました。江戸時代になると、清洲代官の配下(9大字)と名古屋の大代官(3大字)に属していました。明治に入ると大区・小区時代や数か村戸長役場時代は、すべて二行政区に分かれていましたが、明治22年10月1日に12か村(現在の大字)が合併して、大治村が誕生しました。当時の大治村の人口は、4,649人、戸数は877戸で海部地方屈指の大村でしたが、それ以降一度の合併も行われず、変化の少ない純農村時代が続きました。昭和50年4月1日に町制を施行して今日に至っています。
現在、本町内は全域が市街化区域で名古屋駅から近いということもあり、年々宅地化が進んでいますが、赤しそ、モロヘイヤ、小松菜、ほうれんそうが特産野菜として栽培されています。特に赤しそ、モロヘイヤにおいては県下有数の生産地となっています。
小規模農地が点在する大治町では、小さな面積でも各季節に合わせた野菜を1年を通して栽培できる畑の方が、生産効率が良いため、全体に占める畑の割合が高くなっています。
また、収穫から急速に品質が落ちるという特徴を持つため保存が利かない軟弱野菜の出荷が多いことは、大治町が都市近郊農業の典型例であることを示しています。
<しそ畑> |
<はるちゃん> |
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