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人材育成事業

翔工房・学生のアイデア×匠の技

-平成26年度翔工房レポート-

No1. 書類審査とプレゼンテーション!

No2. 第1回合同ミーティング

No3. 施設見学

No4. 第2回合同ミーティングと工場見学

No5. 施設見学

No6. 第3回合同ミーティング

No7. 第4回合同ミーティング

No8. 作品発表会「翔 the SHOW 2014」

No9. 作品一覧

1  <書類審査とプレゼンテーション!>

 今年は、14校32名の学生の応募がありました。応募書類を基に、5月23日に匠講師による書類審査が行われました。
学生が作りたいもののイメージや志望動機を思い思いに書いた書類に、匠講師が目を通します。学生のアイデアは無限で、デザインテーマにするものも様々。面白いアイデアがたくさん詰まった書類を見ながら、「これは、難しいと思うけれどこんな風にしたら、実現可能になるはずだ。」という意見や、「少し抽象的すぎるから、もうちょっと具体的に作りたいものが知りたい。」など様々な意見や議論の上に、プレゼンテーションに進む学生を23名に絞りました。
 
6月27日に行われたプレゼンテーションでは、学生の皆さんが緊張した面
持ちで、自分の順番を待っていました。
匠講師に自分の考えているイメージをよりわかりやすく伝えるため、イメージマップや、糸や素材の見本をまとめたものを持参している学生も多く、自分の思いを一生懸命に説明する姿に、翔工房に対する強い気持ちが伝わってきました。
 
一方で、匠講師からは、「生地の厚みはどの程度にしたいのか。」「厚手の生地になると重さが出るが、ガーメントを作成する際は大丈夫か。」といった実際に生地を作っていく具体的な話から、将来を担っていく学生に対し、「学校を卒業したらどんなものづくりをしていきたいか、どんな仕事をしていきたいのか。」といった、期待の込もった質問が出たりもしました。ときに、厳しい意見も出ますが、それは匠講師が常日頃から、妥協をせず真剣にものづくりをしているからこそ。そして仕事をしてきた中で得た経験や技を駆使して学生のアイデアを何とか形にしてあげたい、という強い思いがあるからこそ、学生と同様に、ものづくりに対する匠の熱い思いを感じました。
 
このプレゼンテーションを経て、参加する学生と担当の匠講師が決定します。プレゼンテーションを通過した学生の皆さんは今後、匠講師とのミーティングを重ね、来年2月の総合展での発表に向け、学生と匠講師の二人三脚でものづくりを進めていきます。学生の皆さんには、悔いのないよう匠講師に意見や思いをどんどん伝え、自分のつくりたいものを完成させてほしいと思います。総合展ではどのようなファッションショーになるのか、とても楽しみです。

2  <第1回合同ミーティング >

 プレゼンテーションを終え、23名の翔工房参加者が決まりました。
台風接近のため、日程が延期になった第1回目の合同ミーティングは、7月23日に匠講師と20名の学生が参加して開催されました。合同ミーティングではまず、尾州のことについて知ってもらうための講義が行われました。尾州の語源から、繊維の基礎的な知識等を1時間ほど学びました。
   
その後は、尾張繊維技術センターの施設見学を行いました。実際の機械を目の前にし学生が関心を示していると、担当匠講師が、「これはこんな機械で、こんなこともできるよ。」と解説していたり、学生の質問に答えたりと、和やかな雰囲気の施設見学になりました。
 
施設見学後は、自己紹介やどんな生地を作っていこうかなどのミーティングが始まりました。匠講師によって、イメージを固めていくアプローチの方法も様々。担当する学生が作成したイメージマップや資料を参考に、イメージに合いそうな生地サンプルや糸の色見本を持参している匠講師や、FDCにあるたくさんの生地サンプルの中からイメージに似ているものを探してみようと提案している匠講師、また学生の話をじっくり聞きながらこんな感じの生地はイメージにあっている?こんなのはどう?と質問をしている匠講師の姿が見られました。何よりも大事なのは、匠講師と学生との間でイメージの相違がないようにすり合わせていくこと!学生が頭の中で考えている素材感や微妙なニュアンスを汲み取ろうと、話し合っている姿が印象的でした。
 
学生がどうしてもやりたいと譲れない部分と、生地を織る上で出来ないことを併せて考えながら、「柄の部分では、ここは糸で表現してみよう。」「これは組織で糸を裏に入れることでゆがみを表現してみよう。」「こんな素材を混ぜてみたらどうだろう。」と、匠講師からどんどんアイデアが出てきます。最初は少し緊張気味の学生のみなさんでしたが、ミーティングを通しイメージが具体的になっていくにつれ、表情が段々と生き生きとしていくのがわかりました。
 
ミーティング後に学生のみなさんに感想を伺うと、「生地が完成するのがイメージできてとても楽しみです。」「早く衣装製作がしたいです。」「柄を次回のミーティングまでにしっかり考えたいです。」などなど、いろんな感想が聞かれました。みなさん表情が明るく、笑顔であふれていました。今後、学生のみなさんには匠講師の技をはじめとした学校では学べないこと、現場を見ることで学べること、そして他校の学生との交流、そんな翔工房だからこそできることをたくさん見て感じて、学んでもらえたらいいなと思います。

3  <施設見学>

 翔工房の素材製作にあたり、実際に生地に触れる、尾州産地の製造工程を見る機会として、8月1日にテキスタイルマテリアルセンターと東和毛織(株)を5人の学生が見学しました
初めに、岐阜県羽島市にあるテキスタイルマテリアルセンターを訪問しました。
テキスタイルマテリアルセンターは日本全国のファッション衣料用素材を集積した国内最大のテキスタイル資料館であり、96,715点(平成26年3月31日現在)もの生地が保管されています。その膨大な資料の中から、学生たちは実際に生地を見たり、触ったりしながら、自分の作りたいもののイメージを膨らませていました。
マテリアルセンター マテリアルセンター
マテリアルセンター マテリアルセンター
施設見学中、匠の講師が「この生地が参考になるのではないか。」「たくさん迷って決めてほしい。」等、学生に対してアドバイスをしている場面が数多くみられました。学生からは「こういった生地を想像していたけれど、実際に見たらこっちの生地の方がいい。」「見学のおかげでより良いものが作れそう。」と、自分がイメージする生地が変わった人、イメージがより具体的になった人、それぞれ感じるものがあったようです。

テキスタイルマテリアルセンター見学後は、一宮市内の紡績会社である東和毛織(株)を訪問しました。
初めに、匠の講師でもある、東和毛織(株)会長の渡邉文雄様から丁寧な説明を受け、その後に工場を見学し、実際に糸が出来るまでの工程を見て回りました。工場内ではうだるような暑さの中で従業員の方たちが懸命に仕事をしていました。
見学中はメモを取ったり、熱心に話に耳を傾けたりするなど、この暑さにも負けないほどの学生の熱意が見て取れました。また、普段見ることのできない大型の機械に学生は興味津津の様子でした。
東和毛織 東和毛織
東和毛織 東和毛織
工場見学後はショールームに移動し、東和毛織㈱で作られた糸や、その糸を使って織られた生地を見ました。匠の講師からは「こういった糸を使ってもらいたいので良く見ておいてほしい。」といった話もありました。学生たちも、尾州産地の糸を使うことでどのような仕上がりになるのかを知るために、手触りを確認したり、素材の違いを調べたり、と匠の講師のアドバイスをしっかり聞いている様子でした。
今後自分たちが使っていく尾州産の糸に触れることで、いよいよ素材製作が始まるという気持ちになったのではないでしょうか。     

4  <第2回合同ミーティングと工場見学>

 10月3日に第2回合同ミーティングを行いました。今回のミーティングでは、来年2月に行われる総合展での翔工房の発表会の説明と㈱ソトー一宮事業部での工場見学を行いました。
ミーティングでは、何人かの匠講師が出来上がった生地を持参しており、初めて出来上がった生地を見た学生はとても嬉しそうで、「ガーメントにするのがとても楽しみです。」と話してくれました。ミーティング後は、㈱ソトーへの工場見学に向かいました。
 
 
その後、渡六毛織㈱に織り付けの様子を見に行くという匠講師と2人の学生に同行しました。織機にかかった生地を見た学生が、わぁーっと声をあげ、「イメージ通りでとっても可愛いです。」と本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれ、その姿を見た匠講師もよかったと温かい表情をしていたのが印象的でした。織り上がったばかりのサンプル生地を手に、「家に帰ったらこの生地でさっそく何か作りたいです!」と話してくれました。また、出来上がった生地を見たことで、ファッションショーのイメージも膨らんだようで、「今まで、ファッションショーをやったことはあるけれど、生地から自分で考え、それで作品をつくるということは初めてなので、とてもわくわくするし、ランウェイでモデルさんに着てもらうことを想像しながらガーメントを作りたいです!」とも話してくれました。翔工房の参加学生は、愛知県内の学校からの参加者がほとんどですが、今回取材した2人の学生は、兵庫県と京都府から参加しています。「毎回、ちょっとした旅行みたいで、他校の学生に会えるのも、匠講師にいろんなお話を聞かせてもらうのも貴重な経験で、一宮に来ることが楽しみです。」と話してくれました。あと残り少しですが、最後まで楽しく参加してもらえたらと思います。
次回のミーティングでは、完成した生地の発表会を行います。匠講師と共に苦労して作った生地がそれぞれどんな仕上がりになっているのか楽しみです♪
     


5  <施設見学>

 10月15日、織り上がった生地に、学生自身がハンドペインティングをする様子を見に行くという匠講師に同行し、ツヤック㈱にお邪魔しました。前日から2日間に渡って作業をしている学生。匠講師と作り上げた生地に、全体のバランスを見ながらひとつひとつ丁寧に刷毛を使ってペイントしていきます。この作業は下書きなしの一発勝負!学生は、「乾かして、また洗いをかけて完成した時のことを考えてペイントをしているので色の濃淡の付け方をいろいろと試したりして自分のイメージしている色を出せるようにしました。」と話してくれました。共同して作った生地に真剣な表情で作業をする学生の姿を見た匠講師もまた、「素敵な生地に仕上がりそうで嬉しい。彼女が満足できるものが出来たらいいな。」と話してくれました。生地の完成までラストスパート。あと少し、学生のみなさん頑張って下さいね!
  
前日に引き続き、16日も染色体験を行う学生に同行し、名古屋市西区にある山勝染工㈱を訪問しました。山勝染工㈱は和装の黒紋付などの反染めをしている会社で、この日は2人の学生がそれぞれ翔工房の生地を自分の手で染める体験をしました。
まずは、色見本帳から希望する色を選び、職人がそれに近い色を出せるよう染料を調合します。次に、素材がウールということで、染料が生地に入りやすくするため、地入れと呼ばれる、熱湯に生地を浸す工程を行います。ここまで済んだらいよいよメインとなる染色の作業です。
1人の学生は、まだらに模様を出すため、絞りのように生地をランダムにたたんで、そこに刷毛を使って染料を塗る作業をしました。もう1人の学生は、グラデーションを出すため、浸ける範囲を調整しながら、染料に生地を端から浸ける作業を繰り返しました。 まずは見本反を使っての染まり具合を確かめながらの作業でしたが、山勝染工㈱の社長や職人が優しくアドバイスをしてくれたおかげで、徐々にコツをつかんだ様子です。また、匠講師からガーメントにした時の柄の見え方など、当初のイメージに近づけるためのアドバイスをする場面もありました。
そして見本反で染め具合を確認した後、いよいよ本番の生地で作業をしました。本番の生地は長さが4メートルほどあり、水分を含んで重くなった生地を染料に浸けるために上げ下げするのは思いのほか重労働です。それでも自らがイメージするグラデーションに近づけるために一所懸命作業する姿が印象的でした。 染めた後は、染料を生地に定着させるため、生地を蒸気で蒸す工程を行います。ここまでの作業は丸一日がかりとなりましたが、学生にとって貴重な体験ができたことと思います。残念ながら最後まで同行できなかったため、仕上がりを見ることができませんでしたが、24日の合同ミーティングでの完成生地の発表がとても楽しみです!
 
 

6  <第3回合同ミーティング>

 10月24日に第3回の合同ミーティングを行いました。今回のミーティングでは、完成生地の発表をしました。学生と匠講師は完成した生地を手に、生地製作の際に工夫したこと、苦労したことなどを話してくれました。
 
発表の中でたくさんの学生が苦労したこととしてあげたのが、匠講師とのイメージの共有の難しさでした。ある学生は、「自分の頭の中で考えていることを伝えるということの難しさを、今回の翔工房を通して学びました。けれど、匠講師に希望を伝え、匠講師がその考えを汲み取ってくださったので、本当に満足出来る生地を完成させることができました。」と話してくれ、発表しているその表情からも完成した生地の出来への満足感を感じることが出来ました。
別の学生からは、「いつもは、生地を買ってきて作品製作をするけれど、生地を作って、作品を作るということは初めてのことで、自分の生地を織っていただいている現場も見ることができ、貴重な経験になりました。」という言葉も聞くことができました。
 
また、「翔工房では、匠講師に自分の希望をたくさん聞いてもらいオリジナルの生地を製作しましたが、実際に商品として生地を作る時には、予算など現実性のあるものを考えてデザインしなければならないということも学びました。」という感想を話してくれた学生もいました。「限られた予算の中で生地を製作する。」というのも翔工房を通して学んでもらいたいことの中に含まれています。それは、商品として生地を作るということはどういうことなのかを学んでもらうためです。“できないこと”としてしまうのではなく、匠講師が持っている知識や技術を使って、何か別の方法で表現ができないかを考える。仕事として生地を作っている匠講師だからこそ伝えられる、そんなものづくりへの姿勢やアドバイスからもまた、いろんなことを学生に学んでもらえたのだなと感じました。
 
ミーティング後、匠講師の一人は、「出来上がった生地を見て、学生の本当に嬉しそうな笑顔を見られるのがやっぱりこの翔工房に携わっていて一番嬉しいこと。これから学生には頑張ってガーメント製作に励んで欲しい。」と話してくれました。
いよいよ翔工房も大詰めを迎えます。苦労して作った生地が生きるのは学生のみなさんの腕にかかっています!完成した生地を、どんな作品に仕上げるのか、次回の合同ミーティングでの発表が今からとても楽しみです。
 

7  <第4回合同ミーティング>

 1月16日に第4回の合同ミーティングを行いました。今回のミーティングでは、製作したガーメントの発表と総合展で行われるファッションショーについての概要説明をしました。前回の合同ミーティングから約3ヶ月、学生は匠講師と共に製作した生地をガーメントに仕上げました。
 
学生の皆さんが作ったガーメントからは、自分自身が描いたデザイン画を忠実に再現しようとたくさん努力したことが伝わってきました。発表を聞いているとそれぞれ、いろいろな思いを持ち翔工房に取り組んだということがわかりました。そんな中でも苦労して作った生地だからこそ、満足のいくガーメントに仕上げたいという思いはどの学生にも共通していて、それぞれの学生が生地を最大限に活かすために工夫を凝らして製作した様子を話してくれました。また、匠講師へ感謝の気持ちを伝える学生も多く見られました。  
 
 
その後、2月5日に総合展「THE 尾州」内で行う、翔工房のファッションショー「翔the show 2014」についての説明を行いました。演出を担当して下さる方から、当日のステージ上での動きや注意点などをご説明いただきました。
ミーティング終了後に何人かの学生が、「ガーメントの提出期限までに、せっかくなのでバッグや帽子も共布で作ってファッションショーで見せたいです。」と話してくれました。あと少し、頑張って満足のいく作品を完成させてもらえたらいいなと思います。 書類審査から始まり、約10ヶ月間をかけて学生のアイデアが形になりました。 その集大成として行われるファッションショー「翔the show 2014」。素敵なファッションショーになるといいなと思います。総合展では、学生の作ったガーメントの常設展示も行います。彼女たちの頑張った成果を、近くで見て感じていただけたらと思います。

8  < 作品発表会「翔 the SHOW 2014」> 

 2月4日~6日まで行われた総合展「THE 尾州」内で、翔工房の作品の常設展示、そして2月5日には作品発表会及びファッションショー「翔the SHOW 2014」を行いました。ファッションショーの観覧に来た学生の中には、展示を見て翔工房に興味を持ち「来年度、ぜひ応募したいです!」と話してくれた方もいました。
 
今回、ファッションショーでは、参加学生の友人にモデルを務めていただきました。 午前中に、リハーサルを行い動きの確認をした後は、本番に向け学生自らが、友人モデルのフィッティングとヘアメイクをし、ファッションショーにのぞみました。
 
422名の観客の方が見守る中、翔工房に参加した23名の学生の発表が始まりました。 今回のショーでは、学生の作品のイメージごとに6グループに分け、演出担当の方にグループごとに異なるウォーキング、照明、音楽による演出を考えていただき、素敵なステージができました。
 
ショーが進行していく中、バックステージでスタンバイをしている学生を見ていると、少し緊張しているかな。という表情が見えたり、匠講師と笑顔で記念撮影をしている学生がいたり、自分の出番まで真剣に発表の練習をしていたりと、様々な表情が見られました。ステージに出る前は緊張した表情をしていた学生も、発表を終えバックステージに戻ると緊張が解けて、ほっと安心した笑顔を見せてくれました。
 
 
 
前回の合同ミーティングの際には未完成の作品もありましたが、ファッションショーの当日には、ガーメントを完璧に完成させただけでなく、ショーのためにヘッドアクセサリーを作っていたり、ガーメント製作した残りの生地でバッグを作っていたり、また、自分自身が発表会の際に着る衣装を製作して着用していたりとショーでの見せ方の工夫をしている学生がたくさんいました。中には、よりよく生地の柄を生かしたいとデザイン変更をし、前回のミーティングから発表会までの2週間ほどで、ガーメントを作り直していた学生もいました。
10ヶ月間、彼女たちの姿を見て感じたのは、ものづくりに対し妥協をしない強い思いとこだわりでした。学生である彼女たちには、当たり前ですが、日々それぞれの学校の授業や課題があります。就職活動を頑張っている学生もいました。そんな中、学校外での活動となる翔工房に応募し、参加して一つの作品を作ることは、簡単なことではなかったはずです。しかし、作品発表会を終えた彼女たちに参加した感想を聞くと、「大変なこともありましたが、本当に貴重な経験ができました。」「本当に楽しかったです!参加できてよかったです。」とみなさん話してくれました。学校では手織りの勉強をしていてガーメント製作を初めて行った学生、メンズのパターンを初めて引いたという学生、翔工房に参加したことでそんな風に新しいチャレンジをした学生がいたことは素晴らしいことだと思います。 23名23通りの素敵な作品を見させて頂きました。参加して下さった学生のみなさんには、これからもそれぞれの感性を生かしたものづくりを続けていってほしいなと思います。 発表会を終えた後は、記念撮影を行いました。学生たちは担当してくれた匠講師に向けて感謝の言葉を述べていました。 最後になりましたが、平成26年度の翔工房事業にご協力をいただきました、匠講師をはじめ、企業のみなさま本当にありがとうございました!  
 
 

9  <作品一覧>

 最後に今回参加した学生が製作した全作品を紹介します!
パンフレットも掲載しましたのであわせてご覧ください!
 パンフレット(イメージ&完成テキスタイル)①(PDF)
 パンフレット(イメージ&完成テキスタイル)②(PDF)

テーマ<Nature Blue>

中野 真里(京都嵯峨芸術大学大学院) × 渥美 充和講師
<にじみ>


水野 友美(川島テキスタイルスクール) × 川村 康文講師
<青が群れる>


伊藤 成美(京都造形芸術大学) × 小澤 賢一講師
<壮大な景色を夢見て>


竹坊 沙也佳(武庫川女子大学) × 門倉 福雄講師
<夜の散歩>

テーマ<Bright Colors>

岡部 朝菜(東京家政大学) × 足立 聖講師
<fleurs>


富松 明日香(武庫川女子大学) × 渥美 充和講師
<光の交差>


外立 望美(椙山女学園大学) × 渡邉 文雄講師・足立 聖講師
<光に包まれたぬくもり>


近藤 志保(名古屋ファッション専門学校) × 長谷川 脩講師
<STAINLESS KITCHEN>

テーマ<Line Arrange>

奥村 有希(名古屋モード学園) × 飯海 哲郎・足立 聖講師
<煉瓦造り>


原 奈美(中部ファッション専門学校) × 森 良三講師
<sou・装>


吉田 愛梨(名古屋ファッション専門学校) × 長谷川 脩講師
<畳>


小野島 桃子(岐阜市立女子短期大学) × 足立 聖講師
<凹凸(オウトツ)>

テーマ<Fluffy>

小寺 真理(飯原服装専門学校) × 水谷 仁講師
<カラフルキャンディー>


河合 未来(愛知文化服装専門学校) × 川村 康文講師
<温もり>


青木 亮子(名古屋芸術大学) × 森 良三講師
<もちもち>


前田 かすみ(名古屋ファッション・ビューティー専門学校) 
× 岩田 善之講師
<自由に泳ぎまわる金魚のように>

テーマ<Animals and Plants>

北沢 麻依(川島テキスタイルスクール) × 飯田 耕三講師
<自然に溶ける>


北村 優子(京都造形芸術大学) × 飯田 耕三講師
<ブロッコリー>


山下 眞実(名古屋芸術大学) × 水谷 仁講師
<owl>


木村 麻里(名古屋ファッション・ビューティー専門学校) 
× 濱田 良孝講師・水谷 仁講師
<chou>

テーマ<Check Pattern>

若山 愛子(名古屋モード学園) × 河路 孝講師
<サーカス>


根本 瑞希(中部ファッション専門学校) × 水谷 透講師
<フェーリア・モール>


細谷 侑加(岐阜市立女子短期大学) × 水谷 透講師
<punk dress>