About
尾州産地の製造現場を実際に見学してもらうことで、尾州や一宮のことを広く知ってほしいと立ち上げられたプロジェクト。今回は「新しい美と文化の創造」を建学の精神に掲げる、日本のファッション教育の中心的な存在である「文化学園大学」のみなさんとコラボレーション。尾州を支える企業を訪問しながら、現地で生地を調達。その生地を使って作品を制作してもらいます。作品を披露する場を設け、繊維・ファッション業界を志す学生たちに一宮市や尾州のものづくりの魅力をかんじてほしという想いを込めた新しい取り組みです。
布のクロスと、一宮市と文化学園大学が交流し合うという意味で“クロス”という言葉を採用しています。
2017年度は、11回目を迎える文化学園大学の「現代文化学部国際ファッション文化学科」の卒業イベントにおいて、制作した作品を披露。尾州の生地を使い、独自の世界観を表現しながら一宮市と尾州を広くPRします。
「スタイリスト・コーディネーターコース」「プロデューサー・ジャーナリストコース」「映画・舞台衣装デザイナーコース」の3コースから編成される「現代文化学部国際ファッション文化学科」。各コースの学生たちが学んできたことを生かし、ファッションとパフォーマンスを融合させた舞台を企画制作するイベントです。舞台の登場人物はアクター・パフォーマー・モデルの3ジャンル。その衣装制作はもちろん、脚本・広報・舞台美術・音響・モデル・スタイリングなど、すべてを自分たちの手で作り上げます。毎年恒例となっている武蔵野音楽大学と日本体育大学とのコラボレーションも見どころ。作曲いただいたオリジナル楽曲のオーケストラによる生演奏や、力強いパフォーミングアーツを盛り込んだ舞台を展開します。
